久留米競輪のナイターFⅠ「日本名輪会カップ第22回戸上守杯×HPCJC」が18日、開幕する。その12R初日特選を走る野田源一(44=福岡)、北津留翼(37=福岡)、松岡辰泰(26=熊本)の九州勢は松岡に北津留が付き、野田は単騎となったが、並びが決まるまでには紆余曲折があった。
北津留が初めに「いつも野田社長(野田源一)と一緒のときは番手を回っている。社長はまだボクの自力を認めてくれないから(笑い)」と冗談をまじえながらも、なぜか野田との連係を所望したのだ。
北津留の七不思議のひとつに「野田と同乗すると番手を回りたがる」というものがある。だから野田から「別でやるぞ」と提案されると「えっ、別ですか!? いつもゲンさんの世話になっているし、今回もいいでしょ」と頑なに拒んだ。
諦めきれない北津留は「だって、ボクが付いたらゲンさん1車前にいられるじゃないですか!」と、あらゆる言葉を並べて懸命に連係を持ちかけたものの、野田から「お前は人気になるし勝つレースをしろ。タツ(松岡)の世話になったこともあるだろ。それにタツを他地区に取られるのはダメだ」と丁寧にいなされた。
それでも北津留は「ゲンさんがいいなら…」と最後の最後まで未練を残していたが、それを見ていた松岡は〝何なんだ、このやり取りは…〟と言いたげな顔でニヤニヤしていた。
エトキ
未練を残す北津留翼(中)は野田源一(右)に説得されて納得。左は松岡辰泰












