落語家の立川志らくが30日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。落語界の人材不足を嘆いた。

 この日は「落語界にとって心配な事」という議題に。山口真由氏は「真打ちの公演を見に行ったが面白くなかった」「真打ちのインフレが起きているのではないか?」と問題提起した。

 これに志らくは「本当によくないですよ。真打ちったって、別に15年ぐらいたったらば落語ができなくったって(なれる)。だって『笑点』クビになった(林家)三平だって真打ちだよ。あんなもんだって」と吐き捨てた。

 さらに「例えば15年間、一生懸命法律を勉強したからって弁護士にはなれないでしょう。15年間野球の練習したからってプロの一軍には上がれない。落語家は15年ぐらいやったら全員(真打ちに)なれるんですよ」と指摘し「やっぱり才能ということに関して言うと、結局みんな漫才とかコントに取られちゃってる。もう才能ないやつらばっかり集まってるから、もう。9割方、才能のないやつらばっかりですよ」と言い放った。

 共演者から「若い人にアピールする工夫が必要」との声が出ると、志らくは「それには才能のある人が入ってこないとダメなんですよ」ときっぱり。

 続けて落語の理想について「古い江戸時代のお笑いをやってるんだけども、そこに現代の感覚がバンバン入ってんだけども、昔の江戸の雰囲気が残ってる。ものすごい高度なことやんなくちゃいけない」とした上で「ダウンタウンが落語やったら、ものすごいおもしろい(と思う)。(ビート)たけしさんがこの前、落語やったら、テクニックがなくてボロボロなんだけど、誰の落語よりもいい」と〝他業種〟を評価するかたちで、現状の人材不足を憂いていた。