ボクシングのWBO世界フェザー級タイトルマッチ(25日、東京・有明アリーナ)で、同級11位の清水聡(37=大橋)は、同級王者のロベイシ・ラミレス(29=キューバ)に5ラウンド(R)1分8秒でTKO負け。悲願の世界タイトル奪取とはならず、試合後は引退を示唆した。

 37歳のロンドン五輪バンタム級銅メダリストにとって初の世界戦。勝利すれば、国内男子選手最年長記録の更新となったが、序盤から厳しい試合展開になった。1Rから、ガードの堅いラミレスをなかなか攻めることができない。4Rではロープ際まで追い詰められたが、何とか持ちこたえた。しかし、続く5Rでラミレスの左アッパー連打でダウンを奪われる。一度は立ち上がったものの、すぐに王者に追い打ちをかけられ、レフェリーが試合を止めた。

 試合後は「相手が脚とかうまくてペースが握られました。今後のことはちょっとまだ、考えていないですね」と肩を落とした。全盛期に比べ思うような動きができなくなっていると告白した上で「今回がラスト? そういう方向にはなると思います。ありがとうございました」と、この試合を最後にリングを去ることを示唆。無念そうに唇をかんだ。