両親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕された市川猿之助容疑者(47)が出演する映画「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(通称キントリ)の着地点が見えない。

 すでに公開延期になっているが、テレビ朝日の定例社長会見でこのほど、西新常務が「現時点では捜査中で事実関係の把握は難しく、公開延期の判断は変わりません」とコメントしたように宙ぶらりん状態だ。

 テレ朝関係者は「公開するならば全て撮り直しの可能性が高いですね。猿之助容疑者はそれだけの主要キャストですから」と語る。

 映画には猿之助容疑者が〝兄貴〟と慕う佐々木蔵之介(55)も出演している。2人は2009年に佐々木主演の舞台で共演し、意気投合。14年には猿之助容疑者が佐々木を「スーパー歌舞伎Ⅱ」に出演させた。佐々木は所属事務所に猿之助容疑者を紹介し、現在も所属している。

 さらに映画「キントリ」の撮影現場では、主演の天海祐希に佐々木が猿之助容疑者を紹介した。

「佐々木と天海はプライべートでも親しいことから、休憩中も3人でよく談笑していました。猿之助容疑者が天海に歌舞伎の魅力やスーパー歌舞伎についても語っていました。佐々木は役者としてワンランク上へと引き上げてくれたスーパー歌舞伎への思い入れが強く、猿之助容疑者にも『もう一度やりたい』と言っていました。映画『キントリ』が公開されたら、スーパー歌舞伎について一緒に考案する約束をしていたんです」(同)

 しかし、今回の件で猿之助容疑者が演出するスーパー歌舞伎への出演、共演は事実上のとん挫。スーパー歌舞伎そのものも存続の危機に立たされている。佐々木もショックを受けているに違いない。