静岡県の川勝平太知事が給与の返上を改めて表明するというが、炎上が収まるか不透明だ。
川勝氏は2021年の参院補選の応援演説で“コシヒカリ発言”をして炎上。自身が応援する候補の対抗馬が静岡県内の元御殿場市長だったこともあり、御殿場市について「コシヒカリしかない。ただ、飯だけ食って、それで農業だと思っている」とやゆしたことで批判が巻き起こったのだ。
この発言は大問題となり、県議会は知事辞職勧告決議を可決。川勝氏は辞職は否定したものの、コシヒカリ発言の責任を取る形でその年の12月の給与とボーナスを合わせた約440万円を返上するとしていた。
ところが、最近になって返上していなかったことが判明。大バッシングとなっていた。川勝氏は4日の時点では今後も返上しない意向で「熟慮した結果、発言に対するけじめは職責を果たすことだと思い至った」と説明していた。
ところが急に心変わりしたようだ。地元メディアなどによると、川勝氏は12日の県議会で返上を表明する方針。9月の県議会で返上のための条例案を提出することになりそうだ。
いまさら感があるが、知事の給与を返上したり減らしたりした例はあるのか。永田町関係者は「最近、全国の知事の所得報告書が出そろいましたが、全国の知事の中で一番給与が少ないのが小池百合子都知事です。公約が給与半減だったこともあり、就任した2016年からずっと半減となっています」と指摘した。ちなみに小池氏の2022年の知事報酬は1278万円だった。
川勝氏が440万円を返上したところでインパクトは薄い。額を追加しないと返上条例案を審議する県議会も納得しない可能性もある。












