フランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペが韓国でフェイク動画被害に遭っていたことを受けて、複数のフランスメディアもこぞってこの事実を報じた。

「ソーフット」は「韓国でエムバペがフェイクニュースの渦中に」と伝えた。「トランスファー」は「これは韓国と日本の歴史的、政治的緊張を背景にしている。この工作の本当の目的は不明だが、キリアン・エムバペのような影響力のある人物が、韓国の方に興味があるような印象を与えることで、日本人の信用を失墜させることが目的のようだ」とニセ動画がつくられた背景を考察した。

 この動画は、先月15日にユーチューブにアップされ、韓国国内で大ヒット。エムバペが日本人記者から、当時PSGに入団する見通しとなっていた韓国代表FW李康仁(イ・ガンイン)について「マーケティング目的の入団なのか。他の日本人選手についてはどう思うか」と質問されるシーンがあったという。

 これにエムバペは「才能があるからここに来られる。質問の意図は分からないが、ここに来るということは準備ができているということ。彼を信頼しなければならない」と答え、日本人に関する質問には「あなたの国(日本)の選手についてはよく分からない」とした。しかし実際は、エムバペは別の内容をフランス語で話しており、間違った韓国語の字幕がつけられている。日本人記者の質問は、合成されたものだった。

 自国のスーパースターを利用されたフランス側にとっては、寝耳に水の被害だろう。