〝ボクシング界のゆうこりん〟ことWBO女子世界アトム級王者の黒木優子(32=真正)が、WBO&WBA女子世界アトム級王座統一戦(8月5日、神戸)に向け意気込みを語った。

 7日に東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪問。WBA王者モンセラット・アラルコン(29=メキシコ)との統一戦に向け「今まで『統一チャンピオンになりたい』ってずっと言ってきたものがやっと実現する。統一戦はチャンピオンじゃないとできないことなので。WBA取ります」と闘志をみなぎらせた。

 黒木は2014年5月にWBC女子世界ミニフライ級王座を獲得。17年12月の王座陥落から約4年9か月を経て、昨年9月の世界戦で鈴木菜々江を下し、2階級制覇を達成した。3月に行われた世界戦での前王者とのリマッチで初防衛に成功し、試合後には昨年からタッグを組む山下正人会長のいる真正ジムに移籍することを発表した。

統一戦へ闘志をみなぎらせる黒木
統一戦へ闘志をみなぎらせる黒木

 世界戦後の6月から拠点を神戸に移し、真正ジムでトレーニングを開始したと明かし「スパーリング練習を中心にしていてしていて、今はまだ上げていく段階です」と現状を説明した。

 神戸での練習に伴いウイークリーマンションで一人暮らしも始めた黒木は「両親がいない方が甘えられない環境になるので、やることをしっかりやってます。しかも山下会長もいるからより気が引き締まります。いい環境が整っています」と決戦に向け順調な様子。
 
 WBC女子世界ミニフライ級王者時代にもメキシコ人選手から2度の防衛経験がある。今回の対戦相手について「身長が低いけど、手がすごく長くてしっかりフルスイングで打ってくる選手。特に左フックはすごくキレがある」と分析し「とにかくメキシコの選手は力強くてバネがすごいです。何を食べたらそんな胴体になるんだろう…?」と首をかしげた。

 前回の世界戦では防衛したものの、試合後には相手のペースに引き込まれたことを猛省。今回こそKO勝ちを奪いたい黒木は「今回は反省しないような試合をして、皆さんに『また見たい』って思ってもらえるようにする。女子ボクシング界も背負う気持ち? そうですね。なので下手な試合ができない」と力強く語った。