ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)が7月25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)への挑戦を控える中、世界でも大一番への関心が日ごとに高まっている。スペインのボクシング専門メディア「ESPABOX」は井上の対戦相手のフルトンを特集。その〝壮絶な半生〟を紹介した。
記事によると、フルトンがフィラデルフィアで生まれた直後、父親は武装銀行強盗の罪で刑務所に収監された。その後の10年間は父親不在となり、姉妹とコカイン中毒の母親とともに生活。学校の入口には金属探知機が設置され、友人の中には麻薬の売人や、路上で命を落とす者もいたという。そのフルトン少年に転機が訪れる。刑務所から出所した父親が改心し、子供たちに正しい道を教えることを決意。〝ストリート育ち〟のフルトンをボクシングジムに通わせ、才能を開花させたという。
その上で、同記事では「井上はポケモンのサイズでゴジラを破壊する能力を持つ。フルトンはそれに立ち向かうための武器を持っている。クリンチを使って相手の神経を擦り減らし、空中ブランコ乗りのように動き、ダイナマイトに負けない耐久力を備えている。尚弥には弾道ミサイルのような拳があるが、フルトンの抵抗力はサイズと自然な体重のメリットに加えて有利な条件となる可能性がある」とフルトンの善戦を予測した。












