歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者(47)の逮捕で、大ピンチを迎えているのが、名門「澤瀉屋(おもだかや)」だ。市川猿翁(3代目市川猿之助)の実子である市川中車(香川照之=57)や猿翁の孫で、中車の長男・市川團子(19)が代役を務めることで難局を乗り切ろうとしている。
3日初日の「七月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座)昼の部で、猿之助容疑者に代わり、主演することになった中車。先月25日に千秋楽を迎えた「六月大歌舞伎」に続いての主演だ。
「〝未来の猿之助〟と目される息子の團子が歌舞伎界で大きな期待を集めていますが、まだまだ若い。何より〝師匠〟である猿之助容疑者の事件の精神的影響も危惧され、フォローしなければならない。中車さんは〝澤瀉屋を背負わなければ〟と、一門の存続と息子のために悲壮な覚悟で臨んでいる」(梨園関係者)
皮肉にも、いとこである猿之助容疑者の逮捕で歌舞伎界での存在感が増している一方、テレビ界での〝俳優復帰〟は遠のきそうだ。
中車は昨年8月に銀座クラブホステスへのセクハラ報道で、複数のレギュラー番組やCMを降板。香川照之として超売れっ子俳優の地位を築いていたが、テレビ界から姿を消してしまった。
「騒動からもうすぐ1年を迎える。歌舞伎界では昨年舞台復帰しており、そうした状況を踏まえて『そろそろドラマでも…』と、キャスティング検討段階で事件前には香川さんの名前も出るようになった。しかし、『澤瀉屋』の置かれた立場から、当分はテレビ復帰を目指すことは難しいでしょう。猿之助容疑者がどうなるかも見通せませんから」(テレビ局関者)
起用CMなどの違約金は億単位と言われており、中車にとっても舞台の出演料ではなかなか返済が困難な状況だ。将来的にはドラマなど芸能活動を再開させたい意向を持っていたというが…。
残念ながらドラマ界の復帰ムードは吹き飛んでしまった。











