名古屋競輪ナイターFⅠ「中京スポーツ杯」が24日、開幕。自力断トツの犬伏湧也(27=徳島)が主役を務める。初日特選12Rはその犬伏に、九州4人が結束して挑む。ガールズケイリンは石井寛子(37=東京)を中心にⅤ争いを展開する。

 九州は佐賀のエース・山田英明(40=佐賀)が軸となる。弟の庸平(35=佐賀)は先日、岸和田で行われたGⅠ高松宮記念杯で決勝へ進出するなど、着実に評価を上げている。「(ファンに)『お兄ちゃん』って呼ばれました。今までなかったから誰のこと?ってなりましたよ。負けていられないですね。刺激になっています!」と目を細めながら話す。

 持病の腰痛もあり、なかなか満足がいく状態に持っていけない。それでも高松宮記念杯は「デキに不安はありましたけど、走ってみたら意外と戦えました」と手応えあり。今節は自信を持って走れそうだ。

 初日特選の九州勢は山田の他に吉本卓仁(39)、柳詰正宏(35)、林大悟(28)の福岡3人がいた。吉本は「ヒデさんが一番(格が)上だから決めてもらって。大悟の番手に行くなら3番手か4番手でいいです」。それには柳詰も異論はなく、山田の番手回りがあっさり決まった。

 山田は「犬伏はGⅠタイトルに秒読みの選手。大悟にとってこの二分戦はいい経験になるでしょう」。番手でうまくリードして、若手の成長を促す。