久留米競輪のGⅢ「開設74周年記念 第29回中野カップレース」が24日、開幕する。開幕する。脇本雄太(34=福井)、新田祐大(37=福島)、新山響平(29=青森)のS班3人を中心に豪華メンバーが集結し激戦必至。シリーズ占う12R特選では北津留翼(38=福岡)の走りに注目だ。

 九州を代表する機動力型・北津留が中野カップ連覇へ向けて初戦を迎える。

 今年は試練が続く。1月小倉で先頭員早期追い抜きの失格によるペナルティーで約4か月にわたる〝無職〟生活。

 復帰戦となった6月別府で完全優勝と華々しくバンクに帰ってきたが、その後の岸和田GⅠ高松宮記念杯では4日目の二次予選で落車。転倒の際に左半身だけでなく顔面も走路に打ち付けていたようで5日目以降を欠場した。

 事故から1週間経った今でも右目は腫れて痛々しいが「次の日から(小倉)バンクで練習した。視界も日に日に見えるようになった」と、手負いの身でも羽を大空に広げようとしている。

 前検前日の22日に得点上位者の橋本強が欠場したことで競走得点は参加メンバー中、9番目に繰り上がった。「特選に乗れたことは大きい」。一次予選が免除され、高松宮杯ファイナリストの脇本雄太、新山響平に、昨年までS班だった吉田拓矢を相手に現状の力を確かめられるのは大きい。

「みんな強いけど行けるところでいきたい」。あっと驚く走りを披露するのが北津留翼なのはファンは知っている。