岸和田競輪GⅠ「大阪・関西万博協賛 第74回高松宮記念杯」は18日の最終日、12Rで決勝戦が行われた。レースは脇本雄太の突っ張り先行に乗った古性優作(32=大阪)が直線を猛然と突き抜けて優勝。昨年に続き大会連覇を達成し、優勝賞金4590万円(副賞含む)を獲得した。
今シリーズは初日の西予選1で落車し、1走目から徳俵に足がかかった状態だった。しかし、そこからが歴戦の猛者のアプローチ。慌てることなく次々と白星を並べ、終わってみれば4連勝で大会連覇を達成した。
しかも通算300勝のオマケつきと、どこまでもドラマチックだった。「開催に入る前には全く考えてもいないところから始まって、精神的にもガケっぷちで全く余裕がなかった。でも、こうやって勝てたのは近畿のラインの力。精神的な強さを自分でも感じたし、まだまだ頑張れると思った(笑い)」
普段クールな男も表彰式では詰めかけた地元ファンの声援に思わず感極まり、何度もタオルで顔をぬぐった。
「初日から一番人気に推してもらったのに迷惑をかけてしまった。そんなことを思い勝手に感情が込み上げてきました」と、万感胸に迫る思いだった。
2月高知の全日本選抜競輪に続き、今年2つ目のGⅠタイトルを手にしたが、浮かれる様子は微塵もない。
「村上(義弘氏・引退)さんがつくってきた競輪を守っていくためにも攻めていかないと。GⅠを取っても慢心せず、これからもラインで決めて1人でも多く(近畿から)グランプリに乗れるよう頑張っていきます」
この先も攻める気持ちを忘れることなく縦横無尽に立ち回り、古性らしさを存分に発揮していく。













