【今週の秘蔵フォト】清楚なルックスと長い黒髪の「姫カット」をトレードマークに、1972年の歌手デビューから一気にトップアイドルとなったのが、麻丘めぐみだ。55年10月11日大分県出身。3歳から子役やティーン雑誌のモデルなどで活躍した。

「姫スマイル」も披露
「姫スマイル」も披露

 72年6月に「芽ばえ」でデビュー。いきなり40万枚を超える大ヒットとなり、オリコン3位を記録して、同年のレコード大賞最優秀新人賞を獲得。翌年7月には5枚目のシングルで代表曲となった「わたしの彼は左きき」で初の1位を記録し、同年の紅白歌合戦に初出場。名実ともにトップアイドルとなった。

 72年9月17日付本紙ではデビュー3か月目、当時16歳の麻丘のインタビューが掲載されている。アイドルの道を歩み始めた矢先だった。「あんまり実感がないの。ある日、突然売れだしたって感じ。自分の魅力がどこにあるのかわからない。どうなのかしら。困っちゃうわ。さわやかさって言ってくれる人がいるんだけど…。モデルの時は周囲がみんな同じくらいの年齢でしょ。気楽に自分の地を出していればよかった。でも物足りなさはあったの。その点、歌手は個性を生かせるでしょ。やりがいがあります」と戸惑いながらも充実した表情を見せた。

 見出しは「バッグの中に秘密があるの…」。その意味について麻丘はこう語っている。

「ハンドバッグの中にいつもメモ帳を入れてるの。暇を見つけてはふっと詩を書きつける。もちろん家にいる時も。他の人が書くようなロマンチックなものじゃないんです。多少理屈っぽくって、身近なことを書く。始めたのは子供の頃。絶対に他人には見せられない。私のための詩」

 以降もヒット曲を連発。77年に制作会社のディレクターと結婚して引退するも、83年に離婚して芸能界に復帰した。その後は女優業を中心に活躍を続けている。
 (敬称略)