富山競輪F2「全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」は27日、初日を行った。優秀戦では近畿勢が活躍し、28日(最終日)の「スーパープロピストレーサー賞」には脇本雄太(34=福井)、古性優作(32=大阪)、稲川翔(38=大阪)、山田久徳(35=京都)、東口善朋(43=和歌山)の5人が勝ち上がった。
スーパープロピストレーサー賞進出の9人が出揃ってから約7分が経つころ――。古性は「脇本さんと別で。5番手ではチャンスはないし、GⅠでもないので力勝負をしてもいいかな」とその戦いを楽しみにしているかのように、笑顔で語った。
率直な体の感じも脇本と戦う決意を後押しさせた。11Rを勝利すると「ダービーより全然いい」と手応えを感じていた。それゆえに「ダービーの時の仕上がりだったらどうしようもなかったと思うけど…、まあ、それでも勝てないと思うけど」と苦笑いしながらも、面白い勝負はできると判断している。
脇本は「イヤはイヤですけどね」と話しつつ「お互いにやることは変わらない。いつもの走りで勝負するだけ」。2016年10月前橋GⅠ寬仁親王牌決勝以来の戦いに泰然自若の構えで挑む。
脇本には山田が付け、古性には稲川と「今の自分の力を考えたら、チャンスがあるのは大阪の後ろ」という東口で分かれる。新山響平(29=青森)―新田祐大(37=福島)の北日本コンビに、浅井康太(38=三重)と松浦悠士(32=広島)が単騎の戦い。
近畿別線を知った松浦は「これは、ファンは相当楽しみでしょうね」とニヤニヤすると「オレも眺めてようかな」といたずらっぽい笑顔を浮かべた後、勝機を見出そうと頭をひねらせていた。
興味津々の9人の戦いに、ファンの熱視線が送られる。












