宇都宮競輪GⅢ「開設74周年記念 宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦」は19日に2日目を行った。

 長島大介(33=栃木)は開催直前に体調を崩し、前検日には「鼻声なんです、ちょっときついし心配で…」と不安を打ち明けていたが、レースが始まってしまえば何てことはなく、特選と二次予選を連勝で飾った。

 やはり1着はいい薬。「だいぶ、楽になりました」と表情も穏やかだ。今シリーズはひとつの見立てをして挑んでいる。「今回は地元。自力の後輩が多くいる。自分で動く番組はないだろうなと思っていて、それを踏まえて準備してきました」。

 その言葉通り、初日特選は真杉匠―坂井洋の3番手、二次予選は橋本壮史の番手で結果を残した。3日目(20日)の準決11Rは橋本―坂井の3番手で、ここも後輩たちとの連係を決勝進出に結びつける。

 地元軍団の奮闘が目立ち、準決へは大挙6人が勝ち上がった。全員で決勝を走ることが目標となるが、相手があることでこればかりは分からない。

「ひとりでも多く上がりたいですね。もちろん、ここは自分も乗らないと」と激戦突破に意欲を燃やす。鼻声だった前検日は遠い過去。頼れる仲間たちの力を得て、鼻歌まじりに突き進む。