新たな立ち技イベント「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(14日、東京・大田区総合体育館)で、〝ムエタイ最強戦士〟吉成名高(22)がペットナコン・ソーペッタワン(タイ)に完勝で強さを見せつけた。

 1ラウンド開始から積極的に攻める吉成は、強烈な左のボディーストレートを叩き込んだかと思えば左のロー、ミドル、ハイと多彩な蹴り技を放って相手を追い込む。さらに異次元の速度で寄せ付けず、最後は右フックを頭部に放ってから強烈な左ひざを相手の腹に叩き込むことに成功。これにカウンターの蹴りを放とうとした相手だったがそのまま痛みに表情をゆがめて崩れ落ち、立ち上がれず1R2分37秒で吉成がKO勝ちを収めた。

 試合後、吉成は「応援ありがとうございました」と頭を下げる。そして対戦相手に感謝を口にしつつ「今回相手選手が少し(体格が)小さくて、自分の方がパワーがあったので最初から倒しにいくプランでその通りに戦えました。(ヒザ蹴りは)いつも練習している技なので、作戦通りでした」と笑顔を見せた。連勝を22まで伸ばし「これからもずっと連勝して自分の強さを証明したいと思います」。7月9日にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトル戦も控えるだけに「ラジャダムナンの2階級制覇はタイ人以外に成し遂げていないことなので、ぜひ皆さん会場に来てください!」と呼びかけていた。