福岡を拠点とするアイドルグループ「HKT48」の田中美久(21)が、大躍進中だ。昨年、雑誌等の表紙を飾った回数が多かった女性を対象にした「第9回カバーガール大賞」で芸能・音楽部門1位に輝いた。アイドル界のグラビア女王として、ぐHKT48の名前を世間に浸透させる役割を担う田中。グループへの熱い胸の内を打ち明けた。

 ――グラビア界での活躍をはじめ、ソロ活動で「HKT48」の名前を世間にアピールしている。3期生の同期である矢吹奈子さんも卒業し、昨年は6期生も加入するなどグループの変革期だ

 田中 去年は卒業が多くて、やっぱり悲しいと感じたり不安な気持ちはあった。でも、後輩と一緒にイベントやライブに出るにつれて「あ、大丈夫だ」といつの間にか思うようになってて。本当に輝いてて、頼れる後輩が増えたなと実感します。後輩たちは不安もあると思うけど、先輩として私は「君たちがいるからHKT48は大丈夫だ!」と思っています。

熱く語る田中美久
熱く語る田中美久

 ――優しく見守っている心境ですか

 田中 逸材の後輩がいっぱいいるので、それを生かせて、もっとピックアップされていいのにとは思っています。HKT48がもっと有名になって、若い子たちにチャンスをあげられたらと。私の入ったときは指原(莉乃)さんがいてくれたから、「なこみく」(田中と矢吹のユニット)として、名前を知っていただく機会も多かった。後輩をピックアップする場が少なくなってしまって、本当にそこが今の課題かなと感じてます。今年、HKT48のムック本を出させていただいて、私は後輩をプロデュースさせていただいたんですけど、これからもアドバイスをしたり、後輩の目指す道に進める仕事ができればうれしいですね。

 ――美久さんはこれからどんなグループを目指したいですか

 田中 みんなが口にするのは「どんどん大きなコンサート会場に立てるようになりたいね」。私は横浜スタジアムや紅白歌合戦のステージを経験したり恵まれた環境にいた分、やっぱり後輩たちにも、と思います。私は参考にしているのは、指原さんプロデュースの「=LOVE」さん。一度、福岡のライブを見学させていただいて、自分の中で火が付いた。少人数でも生歌でパフォーマンスがすごくて。でも、HKT48のメンバーも積極的に自主練をしたり、パフォーマンスは上がっている。ぜひ見ていただけたら!

 ――未来は明るい

 田中 この間のリハーサルのとき、演出家の方が「=LOVE」さんも担当しているんですけど、5期生を見て「本当にパフォーマンスが本当に素晴らしかった」と涙を流していて。いつもは怒るのに、そのときはすごく泣いてらっしゃった。私たちは本当に頼もしい後輩がグループに入ってくれたんだと思えた。私はHKT48の良さを残しつつ、パフォーマンスで勝負できる、圧巻させられるようなものを作りたいなと思いました。

 ――熊本市出身の美久さんは、侍ジャパンとしてWBCで活躍した村上宗隆さんらと熊本市親善大使を務める

 田中 村上さんとは「一緒に熊本を盛り上げていきましょうね」とお話をさせていただいたこともあって。熊本でのお仕事は楽しくて気持ちも軽くなる感じがするので、レギュラー番組とかあったらいいなと思います。HKT48としても劇場はソフトバンクホークスさんのPayPayドームの隣ですし、九州地方を一緒に盛り上げていきたいです!

階段に座りポーズを決める田中美久
階段に座りポーズを決める田中美久

☆たなか・みく 2001年9月12日生まれ、熊本県出身。2013年にHKT48の第3期生オーディションに合格。翌14年3rdシングル「桜、みんなで食べた」で初の選抜入り。18年、11thシングル「早送りカレンダー」で、矢吹奈子とともにシングル表題曲では初めてセンターを務めた。21年には1stソロ写真集「1/2少女」を発売した。