TBS系情報バラエティー「サンデー・ジャポン」が23日、中国秘密警察の日本拠点とみられる雑居ビルを直撃した。
ここ最近、中国の秘密警察が世界各国に拠点を築いて、中国の反体制派活動家や批判的な言論をした人たちを監視取り締まる機関が存在することが報じられているが、17日に米検察当局がニューヨークの拠点を運営していたとして中国系米国人2人を逮捕。これに関連してスペインの人権団体は、中国が世界53か国、102か所に秘密警察の拠点を持ち、日本にもあると公表していた。
そんななか、番組では東京千代田区にあるとされる拠点を直撃。一見ただの雑居ビルでホテルを装っていたが、予約はおろか、ホテルに入ることすらできず…。さらに掲示されていた電話番号も使われていないことが発覚した。
これを受けてスタジオ出演した元警視庁公安捜査官の稲村悠氏は、「(千代田区の拠点は)間違いないと思います。そのほかにも福岡、大阪、銀座、名古屋にもある」と指摘。秘密警察だけにもっと情報が隠された存在かと思いきや、あっさり拠点が特定されている事態に、爆笑問題の田中裕二が「全然秘密になってない」と全力でツッコむ場面もあった。
しかし、中国秘密警察が日本国内にも拠点を持っているという事実は大きな問題だ。稲村氏は「今のところ日本人に何かやっているという情報出ていないが、これまでの活動からして日本人を監視の対象にする可能性は十分ある」と指摘。デーブ・スペクター氏も「中国は日本国籍を取った中国人を一番嫌ってるけど、米国でもそうですよ。実際に米国国籍なのに監視されるという問題は起きている」と同調した。
この日出演した弁護士の細野敦氏は「個別の犯罪法規に触れれば摘発できるが、現状スパイ防止法がないから難しい」と、中国秘密警察が違法に国内で活動している状況を取り締まることができないと指摘。一方、番組では2021年4月から2022年7月までの間に23万人の中国人が日本国内から中国に不本意な形で帰国させられていると報じた。












