121、122期にスポットを当てる「Challenge! 新人選手紹介」。今回は岡山の有望株・昼田達哉(24=岡山)が登場。麻雀の「Mリーグ」トップ選手と〝謎の交流〟を持つ彼の魅力に迫った。

 競輪好きの父親の影響で、物心が付いたときには他の子供たちがサッカー選手や野球選手を夢見るように、自然に競輪選手を志していた。小、中学校時代はグランプリレーサーの伏見俊昭に夢中になり、ひと目見ようと玉野競輪場へ応援に行くこともあったという。

「メディアでの露出も多かったし、単純に見た目が格好良かったので好きでした」

 岡山工業高校で自転車競技を始め、法政大学を経て、ストレートで競輪選手養成所入り。2022年7月佐世保で本デビューを果たすと、ここまで4Vという成績に「レースで出切ってからの強さは出せているし、思っていたよりはやれているかな」と自信をつかむ。若いうちは先行で戦って力を蓄えるつもりだが「いずれは平原康多さんみたいな自由自在な選手になりたい」と将来のイメージもできている。

 プライベートでは、麻雀トッププロで争われるMリーグで活躍する滝沢和典氏(日本プロ麻雀連盟/KONAMI麻雀格闘倶楽部)との〝異業種交流〟が話題だ。多くのフォロワーを持つ滝沢プロのSNSに昼田が登場することもあり、すでに「昼田といえば麻雀」の印象を持つファンも多い。

「大学3年生の時に麻雀大会に参加したのがきっかけで、滝沢プロとつながることができました。養成所に入る前のただの大学生の時から食事に連れていってもらったりと、ありがたいです」

 レースで勝利すれば滝沢プロ(の所属チーム)と同じ〝決めポーズ〟を披露するなど、憧れの雀士との交流が大きなモチベーションになっている。

 昼田自身、麻雀の腕前は「全然下手くそ」と謙遜するが「麻雀って〝押し引き〟なんですよね。行くときは行く、行かないときは行かない。競輪も行くって決めたら行くしかないし、行かないって決めたら我慢するしかない。そこの勝負所を見極めるというのは似ています」と競輪へ生かす術は多いという。

 この先も麻雀系競輪選手として、勝負師のオーラを身に着け〝じゃんじゃん〟勝ち星を量産しそうだ。

【Q&A】

 ――好きな役満は

 昼田 字一色(ツーイーソー)。全部字牌でカッコいいので。

 ――仲のいい同期は

 昼田 高校、大学とずっと一緒の矢部駿人をはじめ、みんなと仲良いですよ。でも、みんなのプロフィルの「友人」欄に僕の名前はひとつも書かれてないという…(笑い)。

 ――自己PRを

 昼田 目立ちたがり屋なので、いろんなイベントに呼んでいただければ二つ返事で行かせていただきます!

 ☆ひるた・たつや 1998年10月20日生まれ。175センチ、83キロ。岡山支部121期。師匠は片山智晴(92期)。