〝令和の怪物〟が白星発進だ。大相撲春場所初日(12日、大阪府立体育会館)、新十両の落合(19=宮城野)が幕下塚原(23=春日野)を一方的に押し出して関取初勝利を挙げた。取組後は「落ち着いていたと思います。相手が少し大きかったので、自分は低くいく意識でいきました」と振り返った。

 1月の初場所に幕下15枚目格付け出しでデビューし、7戦全勝で優勝。史上最速の所要1場所で新十両昇進を果たした。この日は初めてびんつけ油を塗り、母校・鳥取城北高の化粧まわしを締めて土俵入り。「母校の鳥取城北高からいただいた化粧まわしを締めて土俵入りできたことはうれしかったです。(びんつけ油は)今日、初めて塗りました。いいにおいがします。少しお相撲さんぽくなったと思います」と初々しく語った。

 関取デビューにあたり、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)からは「15日間あるから堂々とやってこい」と言って送り出された。大横綱が期待する大器は「まずは勝ち越しを目指して頑張ります。自分の持ち味のスピードある相撲を取れたら」と意気込んだ。