元SMAPの草なぎ剛(48)が主演する連続ドラマ「罠の戦争」(フジテレビ系、月曜午後10時)がTikTokでも話題になっている。出演者が見せている「罠ダンス」が〝バズり中〟なのだ。もっとも、フジテレビにとってはジャニーズ事務所の手前、複雑なようで――。
同ドラマは草なぎが主演した連続ドラマ「銭の戦争」(2015年)、「嘘(うそ)の戦争」(17年)に続く「戦争」シリーズ3作目だ。草なぎが演じるのは、20年間尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書・鷲津亨。権力を振りかざす不条理な政治家たちに〝罠〟をしかけ、鮮やかに失脚させる痛快なリベンジ・エンターテインメントになっている。
ある芸能関係者は「草なぎの演技のすごさはもちろんですが、毎回ピンチに陥るも、見事に切り抜ける爽快感や、続きを見たくなるようなストーリー展開もドラマの魅力になっている」という。
盛り上がっているのはドラマだけではない。出演者がTikTokの番組公式アカウントで見せている「罠ダンス」もバズリ中なのだ。番組スタート前から投稿されているこのダンスは、1981年に「ザ・ヴィーナス」が歌って大ヒットした楽曲「キッスは目にして!」の畑中葉子のカバーバージョン。「罠、罠、罠に落ちそう~」という歌詞に合わせ、両手でコミカルに踊るのが特徴になっている。
「草なぎや高橋克典、宮澤エマといった出演者がダンスしているのがウケ、畑中本人も『私も罠ダンス』とTikTokに動画を投稿。すでに『#罠ダンス』は370万再生数を突破しています(13日現在)。楽曲の歌詞に『罠』が出てくるだけで、ドラマ自体とは関係ありませんけどね(笑い)」(同)
複雑なダンスではないところも拡散している理由だという。さらに一般ユーザーの中にはダンスをアレンジする動画も投稿されるなど、ドラマのPRにひと役買っている。
「星野源と新垣結衣の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の『恋ダンス』以降、エンディングにダンスを取り入れるドラマがたびたびありますが、やはりドラマが話題にならないと、いくら仕掛けても盛り上がりに欠けます。その点、草なぎはドラマが評価されているからこそ、盛り上がっているのでしょう」(同)
もっとも、フジテレビにとっては痛しかゆしだ。草なぎは2016年に勃発したSMAP解散騒動を契機に、ジャニーズ事務所を退所した経緯がある。
「草なぎが民放の連ドラ主演を務めるのは、退所後初となります。制作する系列局のカンテレは2~3年前から『続編をやりたい』と提案し続けてきましたが、フジはジャニーズとの関係を考えてなかなかゴーサインを出さなかったと言われています。退所して6年たってようやく今回実現しましたからね。もちろん、ドラマが盛り上がるのは大歓迎だが、本音は複雑でしょう」(制作会社関係者)
今後、罠ダンスはどれだけ盛り上がるのだろうか。











