大横綱にふさわしい〝豪華断髪式〟となった。元横綱白鵬・宮城野親方(37)の引退相撲が28日、東京・両国国技館で開かれた。小泉純一郎元首相、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、トヨタ自動車の豊田章男社長、プロ野球巨人の原辰徳監督、ミュージシャンのYOSHIKIら著名人のほか、角界からは元横綱日馬富士、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)、鶴竜親方(元横綱)、横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)らが出席した。
オープニングセレモニーでは、13代目市川団十郎が演舞を披露。断髪式前の国歌独唱には歌手のGACKTが登場した。宮城野親方の最後の相撲では長男で中学2年の真羽人君と対戦。最後の土俵入りでは太刀持ちに初場所を制した大関貴景勝(常盤山)、露払いに元横綱朝青龍のおいの関脇豊昇龍(立浪)を従えて力強い不知火型の土俵入りを披露した。
断髪式では約280人がはさみを入れ、時折涙ぐむ場面も。最後は前師匠の間垣親方(元幕内竹葉山)が大イチョウを切り落とし、慣れ親しんだ力士の象徴に別れを告げた。
宮城野親方は「この超満員の両国国技館のど真ん中に立ち、こんなにたくさんの人に応援していただき支えていただいたことを改めて実感しました。20年の力士人生の中で横綱を務めた14年間、皆さまに夢と希望と勇気を少しでも与えられた相撲人生であれば、私は本当に幸せ者だと思います」とあいさつ。詰めかけたファンからは大きな拍手が送られた。












