歌手の三浦大知が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げる先進光学衛星「だいち」シリーズの応援アンバサダーに就任。この衛星シリーズのために書き下ろした「ALOS」(エイロス)が2月1日に配信されることも決まった。

 2006年に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)に続き、今年2月12日に「だいち3号」が打ち上げ予定。このシリーズの認知向上を目的として、同じ名前の三浦に応援アンバサダーの白羽の矢が立った。地球観測衛星のアンバサダーとして、JAXAがアーティストを起用するのは初となる。

 三浦は今回のアンバサダー就任に「まずは、〝だいち〟という名前で本当に良かったなと思いました」と笑みをこぼした。楽曲制作をするにあたり、JAXA筑波宇宙センター、JAXA種子島宇宙センターを訪れ、プロジェクトに関わっているスタッフとも話し、新曲の制作に取り組んだという。

 三浦は「『だいち3号』の実機や『だいち3号』の打ち上げを支える様々な施設を見学させていただきました。『だいち』シリーズ衛星に込められた思い、そしてこのプロジェクトに人生をかけて携わっているスタッフの皆さんの願い、情熱、魂。皆さんのお話や見せていただいた風景を通して、受け取ったその全てを詰め込んだ一曲を作りたいと思い、制作しました」と語った。「音楽を通して、みなさんの心に届くような、そして『だいち3号』も喜んでくれるようなそういう曲を作れたらなと思いました」とも話している。

 また、「自分が人工衛星について勉強する前は、『こんなに(人工衛星に)お世話になっているんだ』と意識して生活していなかったと思います。もっと身近に感じてもらえるように、自分自身も勉強しながら、人工衛星やロケットのこと、そして宇宙のことを、みなさんと一緒に考えていけたらと思います」と意気込みを語った。

 なお、三浦が筑波宇宙センターを訪れた際の様子や、これから宇宙で活躍する「だいち3号」にエールを送るために種子島宇宙センターを訪問した様子等を収録した動画がJAXA公式ユーチューブチャンネル「JAXA Channel」で公開された。