藤原紀香や金子恵美を輩出した第55回「ミス日本コンテスト2023」が23日、都内で開催され、ファイナリスト13人が美の競演。グランプリは兵庫県芦屋市出身の関西学院大学2年生・吉岡恵麻さん(20)が獲得した。

 全国を回り、御朱印帳は現在5冊目突破というほどの神社仏閣好き。ミス日本にエントリーしたのも〝歴女キッカケ〟だった。

「古典文学を勉強したいなと思い、(審査員の1人)櫻間右陣先生の能の勉強会があることをホームページでたまたま知りました。そこでぜひ能を体験したいという一心で応募しました」

着物審査でPRする吉岡恵麻さん(中央)
着物審査でPRする吉岡恵麻さん(中央)

 大阪・ABCテレビの平日夕方ニュース「newsおかえり」でお茶出しのアルバイトをしていて、そこでの金子との出会いも吉岡さんの背中を押した。「いちアルバイトの私にもすごく優しく語り掛けてくださって、しっかり目線を合わせてうんうんとうなずいてくれるんです。そんな優しい金子さんにホントに憧れをもちました。そしてミス日本を経験されていたっていうことを知り、私も金子さんみたいになれたらなと思い、応募したのも1つのキッカケです」。金子もこの日、審査員を務めた。

「関西準キー局のテレビ局で、いろんな街を探検して、その街の歴史を深堀りしたり、神社仏閣に結構取材に行くっていうコーナーが、夕方の番組にかなり多いんです。なので私もその番組に出たいなと思い、そしてその番組で古典を知った」という吉岡さん。将来の夢はアナウンサーで、昨秋のファイナリストお披露目のときは「いろんなキー局とか準キー局とかいろいろ全国、地方回っていきたい」と語った。

 ミス日本としての1年間の活動と並行し、アナ試験がもうじき始まる。「エントリーシートを出すのは4月5月なので、この一連の経験はぜひ話していきたい」という吉岡さんには、「ミス日本」という大層な肩書きが付く。特記事項にそれを書けることを「うれしいです」と小声で喜んだが、面接では「古典が好きなので、古典を押したいと思います」とのこと。

 この日の総合司会は、TBSの石井大裕アナと2015年度ミス日本「水の天使」の東海テレビ・柴田美奈アナが務めたが、吉岡さんが憧れのアナウンサーとして挙げたのは、日本テレビの平日夕方ニュース「news every.」のメインキャスター、藤井貴彦アナだ。「言葉の一つひとつが心に刺さるような、そしてなんか、温かく包み込んでくれる感じがするんですね。そういう言葉選びをするのには、すごくこれまでも努力してこられたと思いますし、そういう部分もすごく憧れる」という。

 テレビ朝日系の関西ローカル局でバイトし、日テレアナに憧れる現役ミス日本を、どこのテレビ局が獲得するか注目だ。

左から準ミス日本・東海林杏朱さん、ミス日本ミス着物・寺嶋琴さん、ミス日本みどりの大使・上村さや香さん、ミス日本グランプリ・吉岡恵麻さん、ミス日本「水の天使」・竹田聖彩さん、ミス日本「海の日」・稲川夏希さん
左から準ミス日本・東海林杏朱さん、ミス日本ミス着物・寺嶋琴さん、ミス日本みどりの大使・上村さや香さん、ミス日本グランプリ・吉岡恵麻さん、ミス日本「水の天使」・竹田聖彩さん、ミス日本「海の日」・稲川夏希さん