「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)、「サディスティック・ミカ・バンド」などで活躍した日本を代表するドラマー&ボーカリストの高橋幸宏さんが今月11日に死去した。70歳だった。
高橋さんは2020年8月に脳腫瘍の手術を受けたことを公表し、療養していた。死因は脳腫瘍から併発した誤嚥性肺炎。後日、お別れの会を行うという。
YMOのヒット曲「ライディーン」を作曲。ドラマーとしてだけでなく、ピンク・レディーらをプロデュースし、竹内まりやら多くのアーティストに楽曲を提供。さまざまなユニットやライブに参加する一方、20代からファッションデザイナーとしても活躍し、幅広い交友関係を誇った。
訃報が伝えられたこの日、YMOの坂本龍一は自身のツイッターに文章のないグレーのみの画像を掲載。またYMOサポートメンバーを務めるなど親交の深かった坂本の元妻で、シンガー・ソングライターの矢野顕子は「YMO Goes Forever」(YMOは永遠に)と投稿した。
他にも石野卓球、大槻ケンヂ、東京スカパラダイスオーケストラのサックス・谷中敦ら多くのミュージシャンから追悼コメントが寄せられた。これだけ慕われたのも〝愛情あふれる人柄〟だったからだ。
「YMOの細野晴臣さんや坂本さんを『天才』『秀才』『奇才』などと評する一方で、自分のことはいつも『凡人』としてきた。幅広い交友関係を持ち、人と人とをつなぐ役割もしていて、年下にも偉ぶらない優しい姿勢は多くのアーティストにも慕われた」(レコード会社関係者)
常に音楽と向き合い、寝られない日々も多かったというが、40年のキャリアを持つ趣味の釣りが〝無〟になれる瞬間だったという。
「釣りをしている時は、『音楽など何も考えずリフレッシュできる』と口にしていた。釣り仲間からも慕われ、同好会『東京鶴亀フィッシングクラブ』の会長を務めていた」(同)
多彩な才能を持ち、多くの人に愛された。












