伊東競輪GⅢ「開設72周年記念 椿賞争奪戦」が22日に開幕。一次予選8Rは人気を集めた嘉永泰斗(24=熊本)が鮮やかなロングまくりで快勝した。
嘉永は今年、2月の全日本選抜、5月のダービーと、GⅠの準決勝に連続で進出。2022年の〝台風の目〟になりそうだったが、その後は高松宮記念杯で落車、サマーナイトFは車体故障、共同通信社杯で落車とビッグレースで相次いでの不運。特に共同杯では鎖骨を骨折し、半ば強引に復帰した月の地元記念(熊本記念in久留米)は二予敗退。地元地区のGⅠ競輪祭も無念の一次予選敗退と復帰後は苦戦を強いられた。
しかし12月に入ると気配は急上昇。競輪祭後の豊橋FⅠで完全優勝して今開催に乗り込むと、一予は圧巻のロングまくりで別線を圧倒。マークした田中誠(39=福岡)は「自分は結構、(嘉永を)抜いている方だけど今日(初日)は抜ける気がしなかった。顔でもレースでも負けた(笑い)」と大絶賛。嘉永も「ケガの影響がなくなり、ようやく思い通りの練習ができるようになってきた。好調をキープできています」と胸を張った。
「決勝には行きたい」とさわやかな笑顔で今回の目標を明かした人気レーサーが、今年の最終戦で弾みをつけて、来年こそタイトル争いに加わっていく。












