指原莉乃がプロデュースする〝第3〟のアイドルグループ「≒JOY」(ニアリーイコールジョイ)が30日、東京・山野ホールで、結成からわずか8か月で初の単独公演となる「≒JOY 特別公演」を開催した。

 =LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続き、3月に誕生した同グループ。3rdソング「超孤独ライオン」を配信したばかりだが、この日の初単独公演はチケット販売開始とともに即完売に。約800人の観客とともに来れないファンのためにライブ配信も実施された。

 先輩グループの=LOVE、≠MEのカバー曲を含む、全19曲を披露。江角怜音がセンターを務める1stソング「≒JOY」で幕を開けた。

 =LOVEのカバー曲「スタート!」「届いてLOVE YOU♡」「部活中に目が合うなって思ってたんだ」を立て続けに披露。≒JOYのステージデビューとなった7月の「イコノイジョイ2022」での初披露から、夏のフェスイベントでも歌ってきた思い入れのある楽曲だ。

 センターの逢田珠里依は「『イコノイジョイ2022』で先輩方と一緒にパフォーマンスさせていただいた、「『部活中に目が合うなって思ってたんだ』」を今回の特別公演では≒JOYだけで披露させていただきました。私はセンターの髙松瞳さんのポジションをやらせていただいたのですが、ずっと憧れている先輩なのですごくうれしかったです」と喜んだ。

 また、最年少メンバーユニットである天野香乃愛、山野愛月の2人が乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を披露する場面も。個性あふれる各ユニットでのパフォーマンスは今後の成長が楽しみなほど完成度が高く、特に「あの子コンプレックス」では、ユニットメンバーの歌唱力に会場からはこの日一番の拍手が沸き起こった。

 「あの子コンプレックス」でセンターを務めた村山結香は「今日は『あの子コンプレックス』を、なんとアコースティックバージョンで披露させていただきました。この4人ならではの世界観が作れたと思うので、楽しんでいただけていたら、すごくうれしいです」と手応えを明かしていた。

 中盤では「いらない ツインテール」(=LOVE)、「ポニーテール キュルン」(≠ME)、「探せ ダイヤモンドリリー」(=LOVE)、「愛を知る」(ラストアイドル)、「まほろばアスタリスク」(≠ME)とカバー曲を畳みかけるように披露。「探せ ダイヤモンドリリー」でセンターを務めた市原愛弓は「リハーサルのときに、イントロとラストサビの振りが何度やっても上手くできなくて、苦戦して泣いてしまったんです。そしたら隣にいた愛月もなぜか一緒に泣いてくれて。心配して一緒に泣いてくれて、本当に本当にありがとね」と、苦労をともにした山野愛月への感謝で声を詰まらせた。

 「愛を知る」でセンターを務めた小澤愛実は「夏の対バンイベントでも披露してきましたが、今日はタオルを使った特別演出ですごく盛り上がりましたよね?皆さんのおかげです。ありがとうございます」と特別演出の感触をかみしめた。

 また、=LOVE&≠MEによる2グループ合同曲「次に会えた時 何を話そうかな」(未発売曲)では、怪我で無念にも公演欠席となった山田杏佳がサプライズ登場。この曲のみ歌で参加し、ラストサビでは全13人のメンバーが横一列に並んで歌唱した。

 山田杏佳は「最後にメンバーの全員と目を合わせながら歌えて、お客さんの笑顔も見れて本当にうれしかったです。舞台袖で、メンバーの頑張っている姿を見ていて、心強くてうれしかったです」と感激。「初めての特別公演をみなさんと一緒に過ごすことができてとてもうれしかったです!」とファンに感謝した。

 アンコールでは、11月23日に配信されたばかりの3rdソング「超孤独ライオン」を披露。江角が「この曲が、そして≒JOYというグループが、日々頑張っている皆さんの背中を少しでも後押しできるような、そんな存在になれたらいいなと思っています」と熱く訴え、初の単独公演は幕を閉じた。