故マイケル・ジャクソンさんの遺産を管理する「マイケル・ジョセフ・ジャクソン遺産財団」がマイケル宅からどさくさまぎれに〝盗まれた〟私物の返還を求めた裁判が進行中だ。合計すると1億5000万円近くになるという。相手はマイケルさんの姉ラトーヤ・ジャクソンの元婚約者ジェフリー・フィリップス氏だ。米メディアTMZが8日、報じた。
TMZによると、マイケル・ジャクソン財団は、ジェフリー氏が不当に所有しているとみられる、マイケルさんの私物の転売を防止し、取り戻そうとしているという。ジェフリー氏は1995年から2015年までラトーヤと交際し、14年には婚約までしていたが、破局した。
財団によると、09年にマイケルさんが亡くなった際、家族の悲しみと混乱に乗じて、ジェフリー氏がパソコン、ハードドライブ、iPod、CD、DVD、カセットテープ、歌詞の断片が書かれた手書きのメモの束、写真アルバム、額入りのレコード賞、マイケル・ジャクソンの人形などを持ち去ったという。
一方、ジェフリー氏サイドは「マイケルが病院に運ばれた時に母親キャサリンとラトーヤにマイケル宅の留守を頼まれた。亡くなった後、2人から私物を持ち出すように頼まれたので、携帯電話や運転免許証や私服などを私の家に持って帰った。数週間後にキャサリンに『マイケルの私物をどうする?』と聞いたら、『持っていて』と言われたので、自分の家に置いているだけ。もう私のものだ。でも、盗んだんじゃないし、オークションで売ってもうけるつもりもない」と反論している。
これに対し、財団はジェフリー氏がオークション会社、コレクター、愛好家と接触している証拠を突き付けている。財団としては、マイケルさんの私物の散逸を防ぎたいようだ。











