4月スタートのフジテレビ系情報番組「ユアタイム~あなたの時間~」で司会を務めることが決まっていた経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)に、前代未聞の経歴詐称疑惑が浮上した。16日発売の週刊文春が報じたもので、テンプル大学卒業やハーバードMBA(経営学修士)取得など、ほぼ全ての経歴がうそだった。さらに驚くべきは、すっかり変貌したように見える顔面だ。
事実ならば、芸能史に残る希代のペテン師だ。
フジテレビ系「とくダネ!」や「報道ステーション」(テレビ朝日系)でコメンテーターを務め、甘いマスクと低い声で主婦層から絶大な人気を誇る川上氏に経歴詐称疑惑が持ち上がった。
16日発売の文春によると、川上氏が以前ホームページでうたっていた米テンプル大学卒業や、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得という肩書はすべてうそ。ハーバードはわずか3日間のMBA体験をしただけにすぎなかった。このほか経営コンサルタントとしての実績や、テレビ番組で告白した幼少期の苦労話にも疑義が生じている。
川上氏は15日夜、ホームページ上で経歴詐称を認め謝罪。テレビ・ラジオ番組6本の出演自粛を局側に伝えたことも明らかにした。「報道ステーション」は降板が決まった。「ユアタイム」も降板なら、スタート3週間前に番組の看板が消えることになる。一方で、文春の記事の発端になったプロフィルは会社のホームページの記載だと主張。その記述に間違いがあり、「急ごしらえのβ版のまま、長い期間、誤りが存在するまま放置されてしまいました」と詐称が意図的でないことを強調している。
「低迷したままのフジにしてみれば、弱り目にたたり目。これほどのペテン師を誰も疑わなかったことも問題だが、それを隠し通した彼もある意味、すごい」とはテレビ関係者。
まんまとダマされた理由は、川上氏の醸し出す雰囲気と外見にほかならない。同氏を知る人物は「いまにして思えば、難しい経済の質問に対して言葉に詰まったり、浅い答えをすることもあった。でも、あの落ち着いた雰囲気と“外国人フェース”で気にはならなかった。日本語が苦手なのかと思った」と話す。
だが、その外見も詐称された疑いが強い。プロフィルでは米国人と日本人のクオーターと紹介されているが、故郷は熊本で高校の卒業名簿の名前は「川上伸一郎」。文春に掲載されている高校時代の写真からは現在の姿は全く想像できない。ネット上には2000年ごろ、声優事務所に所属した時の写真もあり、こちらも端正な顔立ちながら和風テイストだ。
一体どうやって「ショーンK」になったのか? 美容整形のパイオニア「高須クリニック」の高須克弥院長に聞いた。
「簡単ですよ。顎や鼻を前に出したり、すべてのパーツを立体的にすればいい。ヒアルロン酸を注入する方法なら全部で50万円ほどでできる。もちろん定期メンテナンスは必要。ヒアルロン酸は時間が経過すると(肌が)吸収しちゃうから」
高須院長といえば、狩野英孝(34)の二股騒動で渦中のモデル・加藤紗里(25)の顔を見て「プチ整形」と即答。「35万円で元に戻せる」と断言していた。
「デーブ・スペクターは日本語が上手で、本当は埼玉県人かと思ったけど違った(笑い)。あれはナチュラル。マイケル・ジャクソンの鼻はシリコーン。だから取れちゃうこともある」(高須氏)
川上氏のパーツで最も特徴的なのは眉間から伸びる鼻筋だが、高須氏は「いまは自分の指の骨などを鼻に移植する方法がある。50万円くらいかな。これだと永久。あとは細胞を培養して人工骨を作り、それを移植するやり方。完成後の顔は3Dプリンターを使ってシミュレートするけど、本当にその通りになりますよ」と語る。
詐称と疑惑。川上氏が何者なのか、分からなくなってきた。












