大阪・朝日放送ラジオの髙橋靖史社長は31日、同局内で行われた「ABCテレビ・ラジオ2026年夏の社長会見」に出席し、28日に発生した熊本地震で被災した方々に寄り添うコメントを述べた。

 髙橋社長は「先日、熊本の方で発生しました地震におきまして、被害に遭われた方々、そして被災地の関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。大変暑い中での救助活動そして復旧活動となりますけれども、二次災害が起こらないことと被災地の皆様が一刻でも早く平常の生活に戻られることをお祈り申し上げます」と切り出した。

 同局の番組「3・11想定外が奪った故郷 ~気仙沼市元危機管理課長の〝十字架〟」は2026年日本民間放送連盟賞 ラジオ近畿地区審査会の教養番組部門で1位となった。

 2011年に発生した東日本大震災をテーマにした理由について「いろんな経験というのを語り継ぐということの必要性という部分もあって制作しました」と説明したうえで、阪神淡路大震災の発生から31年が過ぎたとも言い「世代交代によってなかなか30年を超えると、記憶と継承が難しくなる」とし、震災30年限界説に言及した。

 災害時の情報収集について「ラジオが最後の情報の頼みの綱になる。そういった時に聞いていただけるように、身近に役立つ情報をキチっと整理し(リスナーの)支えになっていくようなラジオでありたい」と使命感に燃えていた。