キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンさんは死後なおも世界中に熱烈なファンがいるが、逆に〝マイケル・ジャクソン恐怖症〟というものがある。複数の欧米メディアが報じている。

 英国人の学生ルビー・マリオットさん(18)はマイケルさんの曲を聴いたり、映像を見たりするとパニックになる〝マイケル・ジャクソン恐怖症〟だという。

 先日、休暇でキプロスの親戚の結婚パーティーに出席した。そこで突然、「スリラー」の曲が流れた。さらにマイケルさんのそっくりさんがステージに上がった。

 ルビーさんは「マイケルのなりすましが踊っている」と叫び、パニック状態。家族が「あれはニセモノよ」などと慰めても、パニックは収まらない。酒を飲みながら、ボーイフレンドに電話をかけ続け、いつの間にか気を失ったという。

 アカウント名「メイス」という姉がルビーさんの恐怖に打ちひしがれ、すすり泣く様子を撮影し、ティックトックにアップすると1000万回以上も視聴されている。中には「私もマイケル恐怖症です」と賛同のコメントもかなり出ていた。

 なぜ、マイケルさんが恐怖なのか。ルビーさんはメディアに「5歳の時に『スリラー』のミュージックビデオを見て、すごい怖かった。それなのに、テレビでもラジオでも街中でもスリラーの曲や映像が流れることがあり、トラウマになった。しかも、2009年に彼が死んだ後、ネバーランド内に彼の霊が出たニュースや、マイケルは生きているという陰謀説など、次々に怖い話が出てきた。それで私が怖がるたびに、家族が面白がって、彼の曲を口ずさみ、それでますます怖くなった」と話した。

 さらに家族のジョークが彼女の恐怖症を助長したようだ。「家族が冗談めかして『そこのクローゼットにマイケル・ジャクソンがそこに隠れていたらどうする?』と言ったんです。その後は3週間、毎晩、私が寝ている間にクローゼットから彼が忍び寄り、私を迎えに来るという悪夢を見ました。今でも彼の写真を見るだけで、ワードローブから這い出してくる姿が思い浮かびます」(同)

 このマイケル・ジャクソン恐怖症は2019年にも話題になった。英国のバーテンダーのポピー・ジョンソンさんが「5歳の時に『スリラー』のミュージックビデオを見て以降、大人になってからも彼の名前を聞くだけでパニックになる」と告白し、ニュースになったことがある。