女性落語家の春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花(41)が8日、大阪市内で「真打昇進披露公演」(12月19日、ABCホール)の記者懇談会に登場した。

 桃花は3月に真打に昇進。昇進からわずか4か月後の7月には浅草演芸ホールの主任(トリ)に抜擢されるなど活躍が目立っている。

 東京・名古屋と行われてきた真打昇進披露公演も大阪がラスト。師匠の春風亭小朝や兄弟子の出演はないが、春風亭一之輔らが出演し花を添える。桃花は「あえて師匠を呼ばず、仲のいい皆さんをお呼びして、楽しいものをお届けしたい」と意気込み。演目については「これから決めていきますが、桃花として初めて披露するネタをしたい」と話した。

 桃花は9月、女性落語家として番組史上初めて「笑点」のレギュラー大喜利に出演したが「緊張しないフリをするので精一杯でした。師匠方の回転の早さとチームワーク感に驚きました」と振り返った。

 何かにつけて〝女性初〟と呼ばれることには「女性という個性であって、そこを意識はしていない。言ってもらえることで『蝶花楼桃花』という芸人を意識してくれるならうれしい」と意に介さず。「おばあちゃん落語家というのがいないので、そこは興味があります。今は100%気負ってますけど、おばあちゃんになっていくなかで自然な姿を見てもらえれば理想。年代ごとの私の姿を見てもらいたい」と語った。

 上方落語界でも女性落語家の桂二葉がブレークしているが、二葉については「前からいい意味の気の強さ、芯の強さを感じていたので、こうなるのは何の不思議もなかった」とブレークは当然といった様子。「二葉ちゃんで私も注目してもらってる部分があると思うので、(活躍は)うれしいですね」と笑った。

 一方、桃花の「笑点」の大喜利出演は、当時休養中だった6代目三遊亭円楽さんの代理だった。円楽さんは同月末に肺がんのため、この世を去ったが、桃花は「師匠が同期だったので仲のいい姿をずっと見ていた。師匠の落ち込みぶりもすごかった。私も元気な姿で戻ってきてくれると思っていたので、本当にびっくりしたし悲しい。私にとっても唯一無二な方でした」としのんだ。