ジャニーズ事務所副社長、ジャニーズアイランド社長を務めていたタッキーこと滝沢秀明氏(40)が退任したことで最も大きな影響を受けるのは、先日〝世界デビュー〟を果たしたばかりの7人組グループ「Travis Japan」(トラジャ)だ。ジャニーズ先代社長のジャニー喜多川さんの夢を体現したグループだが、滝沢氏がいなくなった後のグループの命運は――。

 2018年をもって芸能活動から引退し裏方に回った滝沢氏は20年、SixTONES(ストーンズ)とSnow Man(スノーマン)を同時デビューさせ、さらに先月28日にはトラジャ世界デビューにこぎつけた。

「タッキーのお気に入りグループは〝タキニ〟と呼ばれ、テレビ、映画などに多くブッキングされてきた。中でもスノーマンは〝タキニ中のタキニ〟のような存在でしたし、それに応えるようにミリオンを連発させる活躍を見せてきた」(芸能関係者)

 今期のドラマでもスノーマンの目黒蓮は「silent」(フジテレビ系)で大きな話題となり、ストーンズのジェシーは「最初はパー」(テレビ朝日系)で主演を務めている。

 滝沢氏が退任した今、〝タキニ〟はどうなってしまうのか? 

「スノーマンは、売り上げ面でジャニーズに大きく貢献しており、タッキーがいないからといって、ないがしろにされることはないでしょう」(同)

 ただ同じ〝タキニ〟でも、トラジャとなると話は変わってくる。今年3月に全員でロサンゼルスに留学したが、その際に滝沢氏は「デビューを約束するものではない」とクギを刺した。ただこれが温情だったことは言うまでもない。

「当時事務所の中で、トラジャをどうしたらいいのかと持て余している感は強かった。そこでタッキーは留学させて、何とか活躍の場を与えた。それこそタッキーがいなかったら、デビューできたかはあやしい」(音楽関係者)

 トラジャは留学先のアメリカで努力の甲斐もあって、オーディション番組「America’s Got Talent(AGT)」に出演するなど大きなきっかけをつかみ、見事にデビューを果たした。ユニバーサルミュージックグループ傘下のキャピトル・レコードと契約し先月、「JUST DANCE!」を全世界配信リリースしたばかりだ。

「世界で通用するタレントを作るというのはジャニーさんの夢だった。その遺志を受け継いだのがタッキーで、それを体現したのがトラジャ。ただタッキーがいなくなった後、ジャニーズとしてはどれだけ〝タキニ〟のトラジャに熱を込められるか」(同)

 日本でデビュー記念イベントが行われることもなく、その日を待ちに待ったファンも戸惑うばかりだ。

「日本で年末の大型音楽番組にブッキングこそされていますが、猛烈なプッシュという感じはしない。結果さえ伴えば、事務所の熱量も変わってくるのでしょうが…」(同)

 後ろ盾のタッキーがいなくなり、いきなり正念場を迎えている。