ウクライナのママさん軍曹はウクライナ軍の顔となり、ウクライナ軍を鼓舞している。英紙ザ・サンが23日、報じた。

 3人の子供がいるマリアナ・ザグロさん(52)はロシアとの戦争で当初、スナイパーとして活躍。軍曹となり、現在はライフルを自動小銃AK―47に持ち替え、ハリコフ近くの最前線にいる。フェイスブックやツイッターで積極的に戦況を世界に伝え、〝今やウクライナ軍のママ〟〝戦争の母〟などと呼ばれ、ウクライナ軍の顔となった。

 マリアナさんは1月まではマーケティングの仕事をしていたが、兵士となった。ザ・サンの取材にマリアナさん「私たちは、平和な都市やインフラにロシア軍から砲撃を受けた。彼らがマリウポリで行ったこと、ヘルソンで子供や女性に行ったこと、ブチャ、イルピンで集団墓地が見つかったこと…そんな数々の残虐行為をやられた後では、私にとってロシア人を殺すのは難しいことではない。鬼の命を奪うのは、私にとって幸せなことです」と話している。

 さらに「残念ながら、それが戦争なのです。人は本質的に残酷な性質ではないのですが、戦争では反対になります。戦闘中は、何も考えてません。殺される前に相手を殺すだけです。プーチンを殺すとしたら、長くゆっくりと苦しみを与えて、殺された子供、レイプされた女性がされたように、徐々に命をうばいます」と語った。

 マリアナさんは30歳、25歳、13歳の3人の母親だ。「もちろん、子供たちは私のことを心配しています。私はいつも彼らと積極的にチャットし、心配しないように言っています。私のモチベーションは家族を守ることです」と言う。

 SNSでの積極的な情報発信により、ウクライナ兵士たちを鼓舞していもいるママさん軍曹はロシア軍と「殺すか殺されるか」の戦いの中にいる。