激戦必至だ。ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30=BMB)とWBA同級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)の2団体統一戦(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)が、刻々と迫っている。

 拳四朗は昨年9月のWBC同級王座戦で矢吹正道(緑)にTKO負けを喫し、連続防衛が8回でストップ。その後にベルト奪回に成功して統一戦を実現させた。父で所属ジムの寺地永会長は「団体統一か複数階級を目指してやってきたので、まずはその(前者の)チャンスが巡ってきてよかったという気持ち」とした上で「これまでは村田(諒太)君や井上(尚弥)君の前座を務めたこともあったけど、今回はメインだから本人もモチベーションが高いと思う」と話した。

 今年は複数の日本人王者が団体統一戦線に絡んでいる。一方、永会長は「外国人選手よりも日本人が相手のほうが難しいと思う。(互いに)気持ちが前面に出て意地がぶつかり合い、簡単には倒れないんじゃないか」と分析。2012年6月のWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔とWBA同級王者・八重樫東の対戦以来10年ぶり2度目となる日本人同士の統一戦は独特の雰囲気に包まれそうだ。

 拳四朗は14日に都内の三迫ジムでスパーリングを公開。ここまでの調整について「仕上がりは順調」と自信をのぞかせた。果たして2本のベルトを手にするのは、どちらになるのか。