俳優の黒沢年雄(78)が2日、ブログを更新。1日に亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)への思いをつづった。

 黒沢は「アントニオ猪木さんが亡くなった…合掌」と猪木さんの冥福を祈った上で「猪木さんとは友人を介しての知人であった。何度も食事や同じ場所に同席した」と生前の猪木さんと交流があったことを明かした。

 しかし、猪木さんとの交流については「それ以上の付き合いは控えた」という。その理由について「僕は自分の立ち位置から見て、レベルが違い過ぎる人には、それ以上近づかないようにして来た」と黒沢流の哲学を披露。

 さらに「前安倍総理にも食事を誘われてが、レベルが違うので断った。長嶋茂雄さん、張本勲さん、高倉健さん、安藤昇さん、美空ひばりさん…そしてフランスの大スターアラン・ドロン(本当です!)さんとも、近ずけたが、その場限り。裏表社会の大物の方々からの誘いもあったが…全て弁えた」と意外なエピソード明かした。

 その上で「ある意味…僕なんかとはレベルが違うし、人間としての器が違う。ある意味、利用しようと思ったら幾らでも出来た。それが出来ない僕の性格」と自己分析してみせた。