【東スポ音楽館】歌謡グループ「はやぶさ」のヒカル(35)がデビュー11年目に「大滝ひかる」としてシングル「あの日の花吹雪」(作詞・かず翼/作曲・宮下健治)でソロデビューを果たした。

 ――ソロデビュー曲はどんな作品

 大滝「セリフ入りの演歌で、母と子の出会い、別れ、再会を描いてます。産んでくれたお母さんが亡くなったために、新しいお母さんが主人公を、わが子のように大切に育ててくれた。事情があってそのお母さんとも別れ別れになってしまう。でも、どうしてもお母さんに会いたくて捜して、ようやく再会できるという話なんです」

 ――大滝さんも重なる部分があるとか

 大滝「実は小学校1年生の時に、両親が別れることになって、父方の祖母が親代わりに僕を育ててくれたんです。でも僕が21歳の時に亡くなってしまい、歌手になった姿を見せられなかった。それだけが残念だったのですが、そういうこともあって、この歌を初めに聴いたときには大号泣でした」

 ――今回の曲調は王道演歌

 大滝「はやぶさの10年間はムード歌謡だったりポップス系だったりと、こぶしを回すこともあまりなかったので、今回の曲では先生にイチから鍛えられましたね。どちらかといえば、こういうド直球の演歌というのが、自分らしいのかなとは思います。それでも、はやぶさ時代があったからこそ、自分の歌の幅を作ってもらったし、今があるのだと思っています」

 ――今年、はやぶさが日本クラウンにレコード会社を移籍して第1弾がソロデビュー

 大滝「うれしいのはもちろんなんですが、ソロをやると聞いたとき、喜ぶ前に相方のヤマトはどうなるのっていうのを最初に思いましたね。でも今後、はやぶさとしての曲も、ヤマトのソロも考えているよって聞いて、それでようやく、よかったって喜びましたし、ソロとして自分の幅を広げていこうって思えるようになりましたね」

 ――一人で立つステージは

 大滝「10年間、一緒にやっているので、何も言わなくても、僕がちょっと言葉に詰まればヤマトがサポートしてくれたりしましたが、今は一人で進行など全部自分でやらなきゃいけないですから。戸惑いとか、出ていく時に不安になったりします。でも、今のところキャンペーンにはヤマトも付いてきてくれるので、心強いです」