エリザベス英女王の死去に伴い王位を継承したチャールズ国王(73)の戴冠式が、早ければ来年春にもロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われるとの見方が出ている。英紙デーリー・テレグラフが報じた。女王の戴冠式よりも規模は小さく、国王の意向に基づき、招待対象者に人種や信仰の多様性を反映させるという。国王はエリザベス女王の長男。女王の死去に伴い、8日に王位を継承した。
戴冠式は一定の服喪期間を置いた後に行うとされ、女王の場合も1952年の即位から1年以上たってからだった。
英メディアは国王が戴冠式までにしなければならない課題として、ロイヤルファミリーを団結させることだと指摘している。英国はスコットランド独立問題など多くの問題を抱えているが、まずは家族問題を解決すべきだということだ。
ジャーナリストのリチャード・ケイ氏はデイリー・メール紙で「チャールズ国王の最初の仕事は、エリザベス女王の晩年に多大な苦痛を与えた家族問題を解決することだ」と主張している。
まず家族問題とは王室を離脱し、米国で生活しているヘンリー王子とメーガン妃のこと。もう一つはアンドリュー王子の問題。性暴力疑惑によって、公の場での「殿下」の使用権を失い、軍の役職と慈善団体の後援者の役職も返上した。
ケイ氏は「チャールズ国王はウィリアム王子&キャサリン妃に比べ、人気がない。ヘンリー王子&メーガン妃はSNSで膨大なフォロワーを抱え、王室の枠を超えたスターになっている。チャールズ国王が、国民から愛され、王室を代表する人気者となるためにはヘンリー王子夫妻問題を解決しないといけない」と指摘。
さらにこう続ける。
「英国民は、ヘンリー王子とアンドリュー王子に同情的です。2人ともエリザベス女王の家族の中で唯一、兵役を経験した勇気あるメンバーだからです。王室のメーガン妃への人種差別意識をなくし、アンドリュー王子にあやまちを償わせること。そして、ロイヤルファミリーをまとめること。それが新国王の役割です」(同)
2020年にヘンリー王子夫妻が王室を離脱した際、それまで国費でまかなわれていた警備費が自己負担になるという問題が出た。その際、チャールズ国王が皇太子時代、当時まだ〝愛人〟だったカミラ王妃に警備をつけていたことが蒸し返された。そもそもがダイアナ元妃を捨てた不倫略奪婚とも言えるチャールズ国王だけに、家族問題の解決こそ最大の難問といえる。











