絶不調の要因は…。大相撲秋場所9日目(19日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が幕内宇良(30=木瀬)の引き落としに屈してドロ沼の8連敗。取組後は取材対応せず、国技館を後にした。
大関が9日目で負け越すのは1場所15日制以降では最速(途中休場を除く)。場所前は「初日から優勝争いを引っ張っていきたい」と意気込んでいたが、真逆の展開となった。
正代のふがいない姿に、故郷の熊本・宇土市の一部関係者の間では今場所の不調の〝原因〟がささやかれている。秋場所後の10月23日には都内で大関昇進披露パーティーが開催される予定で、約700人の招待客が出席する見通し。正代は場所前から打ち合わせや引き出物の準備などを進めてきた。
こうした中、地元関係者は「後援会設立の時もそうだった。(2019年)10月に発会式を開いたんだけど、直前の秋場所で3勝12敗。そんなことはないと思ったが、彼はこういうのに弱いのかな…」と指摘した。角界では、昇進パーティーや結婚披露宴など晴れの舞台は本場所で好成績を残して迎えなければならないという〝不文律〟が存在する。
大関の正代なら優勝争いが求められ、負け越しなどもってのほか。結果を残せなかった場合に何か罰則があるわけではないものの、パーティーの主役としての面目は丸つぶれとなる。このことが、正代の心の中に大きな重圧となってのしかかっていた可能性は否めない。
いずれにせよ「ご当所力士」として臨む11月の九州場所は自身5度目のカド番が確定。もうこれ以上、地元のファンにぶざまな姿は見せられない。












