東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三(24=パーク24)があのモンスターから刺激を受けている。
かねてプライベートでも交流のあるボクシング世界バンタム級3団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、先月7日のノニト・ドネア(フィリピン)との同級3団体統一戦に勝利。一二三は「あれだけの舞台で圧倒的に勝つというのはすごいカッコいい」と舌を巻いた一方で「僕自身も柔道で圧倒的に勝つというのはずっと言ってきていること。パリ五輪まで負けなしで圧倒的に勝ち続けたい」と負けん気をのぞかせた。
グランドスラム(GS)ハンガリー大会(7月8日~10日)では、国際大会で初めて金ゼッケンを着用する。「初の金ゼッケンは意味のあるものだと思っている」と神妙に語った上で「五輪王者しか着けられないので、五輪王者を証明するというか、五輪王者らしい戦いをしたい。いつもより気持ちの部分で引き締まる気がする」と王者の風格を漂わせた。
直近の目標は、世界選手権(10月、タシケント)での金メダル獲得だ。「今年は世界選手権が海外であるので、そこに向けて体調やコンディションをうまく合わせられる大会にしたい。世界選手権にいい弾みをつける大会にしたい。世界選手権までは残り3か月ぐらいだが、自分の持っている力を最大限に出せる調整をしっかりしたい」と気合は十分。柔道界のモンスターへの道は、誰にも邪魔させない。












