東京五輪柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿(29=パーク24)は、大一番でライバルを突き放す覚悟だ。
東京五輪時に激しい代表争いを繰り広げた永山竜樹(26=了徳寺大職)は、アジア選手権できっちり優勝。2年後のパリ五輪出場へ向けて、高藤にとって最大の壁となる。18日の取材では「本当に強いし、試合はやってみないと分からないが、彼は世界一強いと思っている。そこでどういう勝負になるかなと思っている。ファンは(直接対決を)見たいと思うけど、僕はやりたくない」と苦笑いを浮かべた。
ただ、世界選手権(10月、タシケント)に永山は出場しない。高藤にとっては大きなチャンスで「国内の(五輪代表を巡る)争いが厳しいので、少しでも世界選手権で勝って差を広げないとすぐに追い越されてしまう。しっかりと金メダルをとって、追いつけられないような差をつけたい」ときっぱり。その上で「やることをやれば金メダルにたどり着くことは(東京五輪で)分かった。今までの努力は間違えていないと実感できたので、同じように努力し続ければいいかな」と自信をのぞかせた。
調整も順調に進んでおり「調子は上がってきて、五輪のときの状態に近いところまで持ってこれている。あとはコンディション、体調管理をしっかりしていきたい」の充実の表情。世界一への死角はなさそうだ。












