日本維新の会の初となった27日の代表選で、馬場伸幸共同代表(57)が新代表に選出された。

 告示を前に松井一郎前代表が馬場氏への支持を表明し、“出来レース”の声も聞かれた代表選。松井氏から党のかじ取りを託された馬場氏は「僕は8番キャッチャー。これからも8番キャッチャーの役目を守っていく」と話し、松井路線の継承を宣言した。

“党の顔”を選ぶ選挙だったが、全国的な知名度を誇る吉村洋文副代表は立候補せず。にもかかわらず、投開票会場では馬場氏ではなく、吉村氏と記念撮影を行う地方議員が続出した。永田町関係者は「地方議員にとっては、自分の選挙の時に馬場さんよりも吉村さんとのツーショット写真の方がアピールできるということ。馬場さんでは党の顔にはなれません」と話す。

 さらに、馬場氏は旧統一教会との関係が指摘されている。

「馬場氏は過去5年で、旧統一教会系の『世界日報』に全国会議員で最多登場しています。また、毎年、旧統一教会のクリスマス会に参加していたことを地元の市議が明かしています」(前同)

 特に、問題視されるのがパーティーへの参加だ。ある議員は「取材を受ける際、取材各社の背景までは調べないでしょうが、さすがにパーティーへの出席となれば、どんな団体か調べますよ。反社だったらどうするんですか」と話す。

 馬場氏は旧統一教会との関係について「それぞれの政党が調査して公表する。その上で、統一教会との関係をこれからどういう形で政党として考えていくか。自民党も調査すると発表した。政治に対する信頼感を損なうことになっているので、きちっとやってほしいし、やらなければ他の野党とタッグを組んで厳しく追及する必要がある」と話したが、前出議員は「ブーメランそのもの。さすがに“やってる感”政党のボスになる人は違う」と皮肉った。

 府政関係者も「維新の旧統一教会に対する旗色が自民党並みに“鮮明”になった。“ババ”を引いたという結果にならなければいいが」と話している。