東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三(24=パーク24)は、メンタル面で確かな手応えを口にした。

 東京五輪以来、約1年ぶりの国際大会となったグランドスラム(GS)ハンガリー大会では、全5試合で圧巻の試合運びを見せて優勝。現在は宮崎・延岡市で行われている男子日本代表強化合宿に参加し、世界選手権(10月、タシケント)へ向けた調整を進めている。

 2日の取材では、五輪王者としての重圧について問われると「プレッシャーは感じるけど、それは絶対ある。これからずっとプレッシャーというものは自分にかかってくると思うので、そこをしっかり受け止めるようにしている」ときっぱり。その上で「一番実感しているのは、五輪前よりも終わってからの方が自信がついたなと。精神面の成長っていうのはあったと思う」と充実の表情を浮かべた。

 世界選手権では、3連覇を目指す丸山城志郎(28=ミキハウス)も出場予定。数々の激闘を繰り広げてきたライバルに対しても「当たったら勝つだけ。お互いに勝ち上がれば当たると思うのでそのときにしっかり勝ちたい」と闘志を燃やす阿部。我が道は誰も邪魔させない覚悟だ。