大手出版「幻冬舎」見城徹社長の怒りは収まらないようだ。
見城氏は今月5日、トークアプリ「755」で、岸田文雄内閣で官房副長官を務める木原誠二氏について言及。「ガーシーという人が自民党の木原誠二官房副長官に対して言っていたまとめを初めて見た。本当にガーシーという人が言っている通りだ。こんな人が政権の中枢に居るなら、もう日本は終わる」と批判した。
見城氏はその際、知人を通して木原官房副長官を紹介された際のエピソードを披露。「2021年の12月、ある方が木原誠二官房副長官を紹介したいと強く言うので指定された21時半に指定された店に行った。店に到着すると未成年なのか成人なのかわからない女性たちが20人ぐらい呼ばれていた」と明かした上で、名刺を差し出さず、深夜まで女性とカラオケに講じ、最終的には泥酔して携帯電話をなくした木原氏の〝醜態〟を晒した。
見城氏はその後も木原氏への糾弾を強めており、8日には木原氏が見城氏の証言に対し「自分はちょっと顔を出してすぐに帰った」「携帯電話は紛失していない」などと周囲に釈明していることを受け、次のように宣告した。
「嘘はダメだよ、木原さん。あなたは12月21日、コロナ禍の中、21時40分頃から3時過ぎまで20人ぐらいの女の子たちと酒を飲み、カラオケをしていた。泥酔して帰宅し、朝になって携帯がないことに気付き、店の関係者に問い合わせて大騒ぎになった。電話は出て来て良かったが、それが事実でないというなら、何人かの証人に証言してもらいますよ。もうやめようかと思ったけれど、嘘か本当かハッキリさせましょう」
さらに「木原誠二官房副長官殿。僕は木原誠二官房副長官に21時半に会ってくれと紹介者に言われ、その日の会食の時間を早め、急いで会食を終わらせて、起業した友人のキックオフパーティーで10分だけスピーチして、指定された21時半にあなたに会うために紹介者の経営する六本木の店に行った。僕はあなたと会うために万象繰り合わせたんですよ。僕は紹介者とあなたと3人なのだと思っていた。別に僕はあなたと会いたかった訳ではない。紹介したいと言ってくれたあなたの兄貴分を立てたかっただけだ。店に着いて紹介された。お互いに名刺を出すのは当たり前の礼節だろう」とブチまけた。
見城氏の怒りは9日になっても収まらず「木原誠二先生に渡した僕の名刺を返してほしいとさえ思っている。いや、あの場で泥酔していたようだから、既に紛失しているか、破られたり、捨てられたりしている可能性が強い。人を人だと思わない政治家。人の痛みなど感じない政治家。そういう政治家を許してはならない」とキッパリ。
別の投稿では「木原誠二官房副長官の酷いエピソードが現役の国会議員からもバンバン、僕のところに入って来る。こんなに嫌われているんだと、ただ呆然」と、タレコミが寄せられていることも匂わせた。
木原氏は10日の内閣人事で留任が既定路線と言われている。