安倍晋三元首相が8日、男に銃撃され、死亡したのを受け、救急搬送された奈良県橿原市内の奈良県立医科大学付属病院が会見した。

 救急医学の福島英賢教授は「病院に着いた時点で心肺停止状態。残念ながら5時3分にお亡くなりになった。2か所の銃創があり、大量輸血を行ったが、残念ながらの結果になった」と説明した。搬送された時点で心肺停止状態で、厳しい状況だったという。

 背後から撃たれていたとみられるが、銃創は前側の首の下に2か所で、心臓の心室に大きな損傷があったという。一つの弾丸は左肩に抜けたとみられ、もう一つは現時点で体内から見つかっていないという。

「即死したという理解か」との問いに福島氏は「撃たれた現場で、心肺停止状態になったということ。我々としては心肺停止状態として、亡くなった状態で扱っていない」と話した。