東京2020パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリストの古澤拓也(26)と鳥海連志(23)が6日、都内で著書発売を記念したオンライントークイベントを行った。
古澤の著書「車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。」(小学館)の刊行を記念し、同じく車いすバスケットボール日本代表であり、「異なれ-東京パラリンピック車いすバスケ銀メダリストの限界を超える思考-」(ワニブックス)の著者・鳥海連志と対談した。チームの在籍期間が長く、「お互いの良いところも悪いところも知り尽くしている」という古澤と鳥海。2人はプライベートでも交流があり、「連志「拓ちゃん」と呼び合う仲だ。
相手に直してほしいところについて、鳥海は「メンタルトレーニングをしてきたから、ありのままを受け入れるようになった」と言いつつも「拓ちゃんは運転をもっと優しくしてほしい」と暴露し、古澤は照れ笑いを浮かべた。
古澤は野球少年だった12歳のころに車イス生活に。野球ができなくなったことに絶望したというが、車いすテニスの国枝慎吾氏のプレーを見て「車椅子でもかっこいいんだ!」と感激し、勇気をもらったという。
自身の著著を執筆したきっかけについて、古澤は「自分の姿やチームメイトの姿をみて、かつての自分のように次の世代が『車椅子でもかっこよくなれる』と思ってもらえたらうれしい」と明かした。
中学1年生の時に車いすバスケットボールを始めたという鳥海は「自分が幼少期から障害を乗り越えてきた経験は、きっと参考になる人がたくさんいるはず」という思いで、自身のルーツが詰まった著書を執筆。「僕の本というより、僕を育てた母の本」と語った。
今後の展望について、古澤は「パラスポーツという枠を超えて、車いすバスケットボールを1つのスポーツやエンタメとして、サッカーや野球のような存在に押し上げていきたい」と誓えば、鳥海は「東京パラリンピックで競技性はアピールできたと思うので、音響や照明を盛り込んで演出部分でも楽しめるようになれば」と願った。












