岸和田競輪GⅠ「第73回高松宮記念杯競輪」は19日に最終日を開催する。頂上決戦の12R決勝へコマを進めた古性優作(31=大阪)はあらゆるものを胸に激走を見せる。
かつてないほどの死闘が続いた準決――。「3日間、番手で勝ち上がったのは初めてだと思うし、乗せてもらったという感覚」と振り返るように、初日の野原雅也、2、3日目の岡崎智哉の頑張りが、決勝進出につながった。
「自分が思っている以上に、頑張ってくれて…」
準決は「岡崎さんが残るように駆けていたと思うし、その気持ちも感じたんでラインで決めたいと思い援護しようと思ったが、技量不足で難しかった」。近畿は一人だけにはなったものの、こうなればみんなの分まで優勝を目指すほかない。
グランプリ覇者として、今節の主役として、仲間がもり立ててくれてたどり着いた舞台。これまで岸和田の高松宮記念杯では「ここのGⅠだけ決勝に乗ったことがなかったですし」と空回りすることが多かった。すべての思いを、今ぶつける。












