都内の高校から女子生徒の制服などを盗んだとして、窃盗と建造物侵入罪に問われたお笑いコンビ「キングオブコメディ」の元メンバー高橋健一被告(44)の初公判が2日、東京地裁で開かれ、被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。

 濃紺のスーツ姿で入廷した高橋被告は傍聴席に深々と一礼。人定質問に対して「高橋健一です」と小さな声で答え、憔悴し切った様子で「現在、無職です」と続けた。

 罪状認否では「間違いありません」と再び小さな低い声で認めるなど15分で閉廷した。

 高橋被告は2014年12月と15年4月、江東、世田谷両区の都立高校に侵入し、女子更衣室にあった制服ブレザーを盗んだなどとされている。

 10年、コント日本一を決める「キングオブコント」に優勝したが、昨年12月の逮捕後、所属していた「プロダクション人力舎」に契約を解除されコンビを解散した。

 一方、元相方の今野浩喜(37)の仕事は順調。役者業でも成功している。

 今野は「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞」の激励賞を受賞。先月28日、都内で行われた授賞式では元相方ネタを投下した。

「簡単に言えば同じグループ内に泥棒がいたんです。これ以上、細かく言うと生々しくなる」と語るなど、今のところ救済するつもりはないことも明かしていた。