みなさんこんにちは、HPCJC(ハイ・パフォーマンス・センター・オブ・ジャパン・サイクリング)主催によるオリンピックシミュレーションが終わってGⅠオールスター競輪(名古屋競輪場=8月12~16日)モードに切り替えている深谷知広です。

 オリンピックシミュレーションとは、この日程で開催されるはずだった東京2020大会と同じスケジュールで行う仮想オリンピック大会形式のHPCJCによるトレーニングです。

 メンバーは東京五輪内定選手を中心としたナショナルチームの選手たちで、内定選手は来年の五輪のシミュレーションとして、Bチームの若手メンバーはこれから経験する国際大会の形式に慣れるための、非常に重要な意味を持つトレーニングになりました。

 モアケイデンス(競輪、トラック競技等発信サイト)でも書きましたが、私のメイン種目であるスプリントでは東京五輪の内定選手たちのため、そしてその次のパリ五輪を目指す選手のために、邪魔な存在、参考になる存在として機能できるように努めるつもりで臨みました。が、これはもちろん私のためでもあって、今回は機材選択でも新しい試みをしてみました。

 これがなかなか対応するのが難しく、私が海外で経験した嫌な技とか展開をつくって周りにそれを経験させて…なんて考える余裕がなくシンプルに全力で戦うだけになってしまいました。その中で課題に感じていたレース中の上がりタイムで自己ベストの9秒7を出すことができました。かなりの底上げができたことを実感できるトレーニングでした。

 若手の選手の中でもタイムも良くうまい走りをする選手もいましたし、その中でレース後に私の感じたことをアドバイスしながら次の五輪に期待を持てる実感がありました。精神的にも身体的にもかなり疲弊する有意義なトレーニングになりました! このデータを参考にしてこれからのトレーニングに励みたいと思います。

 ここからは地元である名古屋競輪場で行われるオールスター競輪に向けて全力で頑張りたいと思います。

☆ふかや・ともひろ=1990年1月3日生まれ、愛知県出身。169・8センチ、79キロ。桜丘高卒業。競輪のトップ選手で自転車競技の日本代表。