1月25日に心不全のため82歳で死去した俳優の藤村俊二さんが、離婚していたことが明らかになった。藤村さんの所属事務所代表取締役で長男の藤村亜実氏(あみ=50)が1日、都内で報道陣の取材に対応し、報告した。

 藤村さんはマネジャーの一般女性と結婚しているとされていたが、亜実氏によれば「2013年12月だと思うが、離婚していた。親父から報告があった」。離婚理由は「特に聞いてない」という。離婚の事実を公表しなかったのは「父の意思を尊重したいと思った」と話した。

 藤村さんは15年10月、小脳出血で倒れた。ナレーションを務めていた日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」を降板したが、そのころ前出の女性が一部取材に藤村さんの芸能界引退を報告。亜実氏がそれを否定するひと幕があった。

 これについて亜実氏は「彼女も長年、(藤村さんの)マネジメントをされていた。思うところがあったと思う。(芸能界引退の報告は)彼女と連絡を取っていなくて、状況が分からなかった」と釈明した。

 藤村さんの葬儀はこの日、執り行った。「親族15~16人、(関係者含め)全部で30人くらい」が出席したという。同女性の出席については「していない」とし「お知らせしていなかったので」と続けた。

 15年10月から1年超の闘病生活。当初は千葉県内の病院に入院していたが、途中で静岡・御殿場市のフジ虎ノ門整形外科病院に転院、息を引き取ったのも同病院だったという。藤村さんの最期は「僕しか立ち会うことができなかった」と、亜実氏一人でみとったという。医師によれば、死因は心筋梗塞による心不全だ。

 闘病中は同女性が見舞いに来ることはなかったそうで「僕と姉が交代で(病院に)通っていた」。父との最後の会話は〝感謝〟だった。昨年の秋口に「親父でいてくれてありがとう」と声をかけ、「俺もだ」と返されたという。

 なお、お別れの会を14日、東京・渋谷区の長泉寺で行うことも発表した。